今年は桜の開花前から朝の散歩をしています。時々はサボりつつも。
4月の後半、ふと、足もとに赤い塊と緑の固めの葉っぱのセットを見つけました。
茎なんかも割としっかりめ。...なんだけど、スルっと折れたため、「これってなんだろう?」
と思いつつ部屋へ持ち帰り、小さなコップに活けてみて。
最初は、何かの花のツボミだろう....どんな花が咲いてくれるのかなあ....
と思っていたのに、その塊は固く閉じたまま....
特に枯れる様子ものなく、そのまま1週間くらいがたちました。
ワタシは、え?このカタチの花なん、これ?
と、思い、その赤い塊が花なのかと....
思いかけていました。
ところがある日、小さなコップに咲いたばかりの小さなツツジ.....
正確な名前はわからないけど、ツツジみたいな朱色のお花です。
私は歓声をあげました。
「あれはツボミだったんだ!!!花が咲いている!!お花!お花!」
植物に詳しい方なら、「あの姿はツボミに決まってるやろ!」
とツッコンでくれるところ。
ワタシは、ツボミの姿を「もしやこういうカタチの....閉じたままの花なのか.......」と、
思いかけていたのです。
笑えます。
物事が動かないと人の思考は深まったり、あらぬ方向へ行ったり。
しかし、しばらく回答がなかったりわからなかったりして、時間を経て
発見....確認....回答があると特に嬉しいな、と思いました。
今は人とはあまり会えないけれど、ユルやかな時間の流れの中、
植物や小さな昆虫なんかに目が向かいます....
よしまた何か発見するぞ。(笑)