ピアニスト樽栄さんの曲に、私が歌詞を付ける...
という作業に、今年の年頭から向き合っています。
制作、って一気に....っていうのもいい作品が出来る場合が多いし、
好きな流れの一つでもあります。
でも、今回の取り組みは一気に、とゆかなくて。
うまく言えないけど、この取りくんでいる期間そのものを楽曲におとしいれてみよう、
なんていう考えが浮かんできて。
だから、本当に気持ちに浮かんできたことをいちいち見つめて、
今、かっこいいと思ったことや、きれいだ、と思ったことや、悲しい、もう嫌だ、
びっくりする、すごい.....みたいな感情を自分の中にキープしたり、
ちょっと殴り書いておいたり...
何回も何回も樽栄さんの楽曲を聴いては、この曲に、今私が思っていることのどれが
ぴったりと来るか......パズルのような作業です。
お預かりしている最後の曲には、轡を並べる....などと表現される、
轡(クツワ)という日本語を使うかもしれない.....
整列、とか、並ぶ、とか....甲子園球場の高校球児を見ていいなあ、と思ったり、お盆の時期に改めて戦争の惨禍を想い、同じ方向へ向かってしまう恐ろしさや愚かさ。
なんか、そんなことを私の中でアレンジして、歌詞の中に注ぎ込んでいる最中です。
でも、やめるかもしれない。(笑)
完成したら、東京のライブで歌います。